腸の専門家である黒田祐・ユースマインド営業本部長が、皆様の腸をチョー元気にするための秘訣をご紹介していきます!

みなさま、朝晩冷え込む季節がやってまいりましたが、お変わりございませんでしょうか?
腸内には約1,000種類、1,000兆個もの細菌が棲みついており、その中に善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の菌が棲んでいます。
グループごとに集まって腸の壁に張り付いている様子が花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。
過去のブログでもご紹介しました通り、私たちの心や身体の健康は、この腸内フローラで決まります!
ところで、幼少期の子供さんの腸内フローラは何歳で形成されるかご存じでしょうか?
ズバリ!3歳までに決まります!
三つ子の細菌、百まで
「三つ子の魂、百まで」と昔からよく言われていますが、私は「三つ子の細菌、百まで」がとても重要である、と付け加えておきます。
では、3歳までに盤石な腸内環境を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか?
まず、赤ちゃんの腸内フローラは、ママの腸内環境がそのまま受け継がれます(残念ながらパパの腸内フローラは赤ちゃんには影響しません)。
つまり、ママの腸内細菌叢(さいきんそう)を受け継ぎます。
どうしてでしょうか?
それは、出産時に産道から、また授乳時に母乳から、ママが持っている常在菌を受け取るからです。
そしてママから受け継いだ免疫システムの設計図により、外来細菌排除システム、ホルモンバランス調整システム、腸内感染症侵入阻止及び癌細胞除去システムなどが働きます。
身体と精神ともに健康となり、頭脳明晰・身体能力抜群といった盤石な腸内細菌叢を形成するためには、ママの出産前後の食事や腸内環境がとても重要になります。
妊娠期間は徹底して「腸活」を心がけましょう!
離乳食に何を食べさせるか
2番目に、乳幼児の腸内フローラを最善のバランスにするために食事は大変重要となります。
腸内フローラは年を取るごとに、各自の食生活や生活環境によって変化しますが、乳幼児から3歳までに何を食べるかが重要になります。
腸内フローラを良くするには、「食物繊維が豊富な食材」、「お粥に大麦を加えた食材」、「離乳食にヨーグルトを加える」などが挙げられますが、小児科医・工藤紀子先生の著書『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです』には、日本のメーカーが発売している市販の離乳食のスゴさが紹介されています。
主な理由は、「市販の離乳食は厳格な審査基準をクリアしている」、「減塩である」、「有機・オーガニック食材を使用している」、「特定原材料が明記され、アレルギー表示もバッチリ」、「与えてはいけない食材が使われていない」、「手作り離乳食では不足しがちな鉄分が摂取できる」から。
ご参考になれば幸いです。
ハタ乳酸菌もお薦め
しかし、乳幼児でも下痢・便秘・アトピー・乳児湿疹、免疫異常などのトラブルを抱えてしまった場合には、是非ハタ乳酸菌をお試しください。
菌数は少量でよいので、1/3~1/5を目安に、飲み物や食事に混ぜて食べさせてあげてください。
症状は薄皮を剥ぐように良くなっていき、そして何よりも、盤石な腸内フローラを作ってくれること間違いなしです!
細菌は決して悪いことばかりする微生物ではありません。
小さいうちから細菌と上手にお付き合いしていくことで、自然界の数えきれない細菌と友達となり、日々健康で過ごせます。
3歳までの腸内環境づくり!大切です!重要です!
日本を、いや世界を背負って立つ立派な人間に成長されることを確信し、ハタ乳酸菌は、ママの腸活及び乳幼児の腸内環境づくりを応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ユースマインド 黒田祐
- 『一生健康にすごせる「腸」は3歳までに決まる』(田中保郎著、河出書房新社)
- 『子どもの人生は「腸」で決まる 3歳までにやっておきたい最強の免疫力の育て方』(ジャック・ギルバート 、ロブ・ナイト、サンドラ・ブレイクスリー著、東洋経済新報社)
- 『小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです』(工藤紀子著、時事通信社)