ツナとわさび菜の春来いサラダ


 

寒い季節といえば、青菜。

春は芽吹き、山菜で毒出し。
夏は実もの、ナスやトマトで火照りをとる
秋は根菜、ほくほくと焼き芋で暖をとり。
冬は、色で言うならふかみどり。
それは、青菜の季節。
 

ほうれん草、春菊、小松菜、地域ごとに出会う青菜がある。
のらぼう菜、紅苔菜、わさび菜。
見た目は似ていても、頬張れば歯ごたえや味もまるで違う。
その中でも、出回るとつい手に取ってしまうこの青菜。
わさび菜である。
 

ぎざぎざとした鮮やかな葉っぱ、かじればぴりりと辛く清々しい。
このわさび菜を主役に、サラダを作った。

ツナ缶を開けて、かるく油を取る。
スライサーで薄切りにしたたまねぎときゅうりは、透けるようにみずみずしい。
塩もみをして、歯ごたえを出す。

わさび菜とレタスは適当にちぎって、よく水を切る。
続いて、三つ葉をザクザクと切る。
全てを一つのボールに入れ、「サラダにかけるハタ乳酸菌」をふりかける。
 

オリーブオイルをまわしかける。
今日のオリーブオイルは、瀬戸内からやって来た。
おだやかな優しいとろみが、すべての具材を包んでいく。

ツナのコクに、シャキシャキと踊るたまねぎときゅうりが名脇役。
わさび菜の鮮やかさと辛みは、さっぱりと生かされて。

三つ葉の香りが鼻をかすめる。フワンと香る、冬と春の間の香り。
目には見えぬ、春の気配がガラス皿にこんもりと。
 


 
春、もうすぐかな。
はやくはやく、春よ来い。

 


 

舞子 maiko

 
からだとこころにとびきりよく効く
おいしいごはんしか食べたくない!
そんな野望にあふれながらも、らくちんなレシピが大好き。
そんな愛あるくいしんぼう
MAIKOSHOKUDOのレシピエッセイです。
季節ごとに気まぐれに、ごはん教室も開催中。
#MAIKOSHOKUDO

 


 

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